2007年01月06日

レーベルが求めるアーティスト

SSRに限らず、音楽レーベルは常に新しいアーティストを求めています。しかしながら、集まってくるデモを聴く限り、楽曲がレーベルからリリースされ、デビューするということがいまいちイメージ出来ていないかな?と感じています。そこで、いくつか僕が「こんな楽曲、アーティストだったら出したい!」と思う事例を挙げておきます。どんなジャンルでも共通するものだと思いますので、デビューを目指すアーティストの方たちはぜひ、参考にして下さい。


@常識があり、礼儀正しいこと!

レーベルが楽曲をリリースするということは、そのアーティストに投資するということです。額はピンキリですが、どんなに安く上げても40万くらいの金額はかかると思います。人として嫌な人だったら、どんなに楽曲が素晴らしくてもそれだけの金額を払いたいとは思わないでしょう。最低限、言葉遣いや態度、連絡の有無などの常識は身に付けておくべきです。
しかし、悪気は無くても社会人経験がないとどうしても気づかない、分からないことも多いと思います。学生の方などは本を読むなどして勉強しましょう。見落とされがちですが、実はここが一番大事だと思いますので、最初に持ってきました。


A楽曲のカラーが合っていて、かつクオリティが達している。プラス、個性がある。

どんなレーベルでも、そのレーベルが持つカラーというものがあります。ダンス系のレーべルは特に専門特化している所が多いと思います。逆にレーベル側からすると、どんなに素晴らしくてレベルが高い楽曲でもカラーが合わなければリリースする事は出来ません。希望先レーベルのCDは必ず入手して、十分に聴きこんでカラーをしっかり把握する必要があると思います。本気でリリースを目指すのであれば、ただやみくもに曲が出来たときにデモを送るよりも、カラー踏襲した上で、更にそれを上回るクオリティプラス、あなたの個性を併せ持った楽曲作りをしていくべきだと思います。多方面での活動を望む人は、別名義を立ててモードを切り替えて活動したほうがいいでしょう。そのほうが、レーベル側もキャラを把握しやすいし、採用後のプロデュースもやりやすくなります。


B脇が固まっている。しっかり自分を認識している。

脇が固まっている人は非常に有利だと思います。例えば、定期的にライヴ活動をしているとか、ホームページやブログを持っていて定期的に更新している、自作のCDの配布や販売もしているとなれば完璧です。バンドではもはや当たり前のこととして行われているこれらの活動ですが、打ち込みの人たちもどんどんやっていくべきだと思います。楽曲のアップなどWEBを使ったプロモーション方法もいろいろあると思いますが、楽曲をリリースするというのはあくまでもリアルで行われることなので、ネット上での活動はレーべルによってはあまり説得材料にはならないかも知れません。
最後が一番難しいと思うのですが、「しっかり自分を認識しているかどうか」です。どこかしら、あなたがデビューしたとします。その瞬間から、あなたは大なり小なり色んな人から見られる存在になってしまうのです。自惚れたり天狗になったりせず、しっかり自分を見据えられるかどうかです。レーベルとしては、リリースした途端に偉そうにする人の楽曲を出したいとは思わないですし、これだけ情報が溢れた社会ですから色んな部分で人間性が出てきてしまいます。おのずとファンにも伝わってしまうでしょう。人間なので色んな感情がありますし、それらを自制するのはとても難しいのですが、デビューを目指すアーティストの方は今のうちから見られるということを意識して、自分の気持ちや言動、行動に気を使ってください。自分が尊敬する人の本を読むなどすると、いろいろ見識が広がって良いと思います。


以上、僕が思う「レーベルが求めるアーティスト」像でした。皆さんの役に立てば幸いです。では!

posted by DJ Matsunaga at 02:32| Comment(2) | TrackBack(0) | レーベル運営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
きのう訪問したときもちらと読ませていただいたのですが、今夜改めて読みにまいりました。
わたしはまつながさんとは全くちがう仕事をしているけれど、おっしゃることは自分にも当てはまることが多くて、とても考えさせられました。
Posted by ai at 2007年01月14日 21:18
結局どんな職種にしても、人と人が作っている社会で求められるものは同じなのかも知れませんね。興味深いです。
Posted by DJ Matsunaga at 2007年01月15日 00:04
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